社長秘書がすすめる☆手土産お菓子






ビジネスで菓子折りが必要なとき、
プライベートでお土産にお菓子を持って行きたいとき…。
本当に美味しいものを持って行きたい、
「わぁっ」って喜んでもらえるものを持って行きたい。
そう思いませんか?私はいつもそう思っています。
喜んでもらえるのが大好きです。
30年の茶道歴で培ったお菓子スキルを活かして、いろいろなお菓子を紹介していきます。

超有名店のレアアイテム【舟和の芋大福】

舟和の芋大福
みんな大好き 舟和の芋ようかん、の大福


芋ようかん より、芋大福派 多し


舟和といえば、芋ようかん。
その芋ようかんをそのまま柔いお餅で包んだような大福があります。
持ったときに指先に力を入れるのをためらうほど柔らかいお餅の中に、
芋餡が入っているシンプルな大福。

舟和の芋大福
気軽にバクッと食べられる、淡い黄色で小ぶりな可愛いサイズです。

芋餡と表記されていますが、餡というよりも、舟和の芋ようかんのお味。
私の周りでは、芋ようかんそのものよりも、圧倒的に芋大福ファンが多いです。


舟和の芋大福
アイスと一緒に…。美味しくないわけがない。

ハーゲンダッツの和栗のモンブランとバニラアイスを器に盛って
四つ切にした芋大福をトッピングしてみました。
間違いのない美味しさ…。
夏から秋への季節の境目に、秋の訪れを感じさせるのにピッタリな
お手軽おうちデザートです。
(芋大福は冷蔵庫で軽く冷やしておくと、舌で感じる温度感が合います)


浅草寺の雷門が目印の紙袋

舟和の芋大福
下町の和菓子屋さんらしいテイスト。

リボンはありません。希望すれば熨斗紙をつけてくれます。

芋大福は専用の箱は無いみたいです。
店頭では1箱6個入りで販売しているディスプレイがありますが、
一つから買えて、希望の個数を菓子用箱に入れてくれます。
その場合は、箱にうまく収まる数で買ったほうが良いですね。

舟和の芋大福
 この箱にはちょうど15個入りました。
 

 お菓子data 確実に欲しければ事前確認を
 
浅草を代表する和菓子店の一つ舟和。
浅草寺の参道にも、その周辺にも、デパートや駅ビルの中にも、多くのお店があります。
何が「レアアイテム」かというと、多くの店舗の中でも一部でしか扱っていません。
しかも、扱っているお店でも、毎日あるとは限りません(季節にもよるのかも)。
お店にある日でも、遅くいくとかなりの高確率で売り切れています。

ある時は普通にあるのですが、店頭で「本日入荷しています!」など
目立つようにディスプレイされているかというと、まったくそんなことはありません。
普通に他の商品と同じ扱いです。
むしろ、主力商品の芋ようかんやあんこ玉の圧倒的な存在感の陰に隠れて、
芋大福に気がついていない人もいるのではないかと思います。

いつ、どのお店で取り扱っているかは、舟和の公式サイトを見ても分かりません。
(そもそも公式サイトの商品ラインナップの中に芋大福は無い)
お店に直接聞くか、舟和のフリーダイヤルに問い合わせるしかありません。
確実に欲しいという方は、日数に余裕をもって確認と注文をしておいたほうが良いかも。

多くの人にとって馴染みある味の舟和の芋ようかん。その馴染みのない芋大福。
手土産お菓子にすると、ちょっとした驚きとともに喜んでいただけますよ。


舟和の芋大福舟和の芋大福

写真は15個詰めにしてもらったもの。1,944円。
箱のサイズ:H36×W154×D232mm 
重さ:855g (紙袋含む)

日持ち:2日間(製造日の翌日まで)

一つから購入できて、単価は129円。
ある程度の個数から箱に入れてくれます。
通常の菓子用箱であれば、箱代がかかったことはありません。

舟和
http://funawa.jp/
問い合わせ用フリダイヤル:0120-278-001


まずは芋ようかんとあんこ玉から試してみたい、という方はこちらから購入ができます。



※すべて私の個人の感想です。
※サイズや重みなどの数値は実測です。多少の誤差はあると思います。
※記事の内容は投稿日現在のもので、お菓子の内容や金額、店舗情報は変更されることもあると思います。ご了承ください。


手土産お菓子コラム02【3種類+1の場所をおさえる】

まずは「買う場所」をおさえる
手土産お菓子を選ぶとき、まずは買う場所をおさえておくというのが大切です。
なぜでしょう?

それは、あせらなくて済むから。

手土産お菓子が必要になるとき、事前に準備する時間がある時ばかりではありません。
特にビジネスシーンでは急に用意しなければいけなくなるときもありますよね。
なにも思いつかなくて、とりあえず「近くに行って買おう」と出かけたものの、
いざ行ってみたら買えるお店がない!という失敗をしたことはありませんか?

それに「貰って嬉しい手土産は、貰ったら嫌な手土産から」でもお話したとおり、
相手の近くで買うのは、よろしくありません。

ですから、まずは「あそこで買おう」と思える場所があれば、一安心です。
その場所の基本は次の3つ。

・デパート(百貨店)
・駅ナカ
・地元の美味しいお店



デパート(百貨店)
手土産お菓子を買う場所は、デパートが一番の基本です。
デパートに入っているお店であれば、ほぼ失敗することはありません。
ショッピングモールや大型スーパーではありませんよ。デパートです。

職場から近い、自宅から近い、など自分にとってアクセスが良い場所にあるデパート
(近隣に無い方でも、できれば少し足を延ばしたら行ける範囲にあるデパートを)、
まずは1軒把握しておきましょう。
利用していくうちに、デパ地下に入っているお店、扱っているお菓子を覚えていきます。

デパ地下はみんな同じではありません。デパートが違えば入っているお店も異なります。
1軒覚えたらだんだんと把握するデパートの数を増やしていきましょう。

外商とお付き合いがある場合は、かなり融通をきかせてくれるのもデパートの魅力の一つです。



駅ナカ
移動の途中に、改札を出ないでもパッと買えるお店がある駅
これを覚えておくとなにかと便利です。
最近の駅ナカは、どんどん良いお店がそろっています。
良いお店が入っていて、自分が立ち寄りやすい駅を一つは把握しておきましょう。

首都圏か、そうではないかで、駅ナカ事情はだいぶ異なるとは思います。
駅ナカが無い地域の方は、乗換えや移動中に立ち寄りやすい駅で、
改札を出て近い場所に手土産お菓子が買えるお店がある駅を探してみてください。

気をつけていただきたいのは
「旅行のお土産」的なポジションのお菓子は選ばないようにしてくださいね。



地元の美味しいお店
職場や自宅から近い場所にある、
本当に急に手土産お菓子を用意しなければいけなくなった時でも、
すぐに買いに行ける場所にあるお店をおさえておきましょう。

広く名の通ったお店のお菓子ではなくても「私の地元では有名なお店です」という手土産お菓子は、
なかなかいただく機会がないだけに、結構嬉しいものです。
それに「自分が好きで美味しいと思うものを差し上げたい」という気持ちも、
相手に好印象として伝わります。

ここでも気をつけていただきたいのは、
地域の個人店にありがちな「ラッピングがイマイチ」という現象。
贈り物に関しては見た目もとても重要な要素です。
できれば、ラッピングのセンスも良くて美味しいお店を探しておいてください。




そして、タイトルにある「+1」とは…
上記の3種類にプラスして、次のお店をおさえておければ、
手土産お菓子のバリエーションがより広がります。


老舗やハイブランドの路面店

高級なお店で、あえてデパートには出店していないお店はたくさんあります。
デパートに出店しているお店でも、本店や直営店が路面店としてあり、
デパートでは買えない、本店や直営店だけの限定品を扱っている場合もあります。

特別な手土産お菓子を用意したいとき、通な方への贈り物を用意したいとき
のために、通常の生活圏外だったとしても、このようなお店も知っておくと良いでしょう。



もちろん、インターネットの活用も
最後にあと一つ挙げるならば、インターネットなどの通販です。
届くまでに日数がかかることもありますが、便利ですから私もよく利用します。
ただやはりネット情報だけを見て買ったものには
「美味しそうだと思って買ってみたけど…」「思っていたよりも小さい」などの
いまいちだった体験もあります。同じ経験をした方も多いのでは?
実際のものを見たことがある、食べたことがある、知っている、
というのは失敗しないためにも重要ではないかと思います。

「手土産お菓子道」の極意、まずは自分が、見て、食べて、知るためにも
職場の周辺やお住まいの地域で、今回お話した3つの場所+1を意識して探してみてください。

ネットで手土産お菓子を紹介しているのに矛盾していると思われるかもしれませんが、
こちらのブログでは、私のネット通販での失敗経験も活かしつつ、
自分が必要だと思った情報、実際に自分が食べてみて美味しかった、
贈った相手に喜ばれた、というおすすめ手土産お菓子だけを紹介しています。
手土産お菓子選びの参考にしていただければ嬉しいです。





手土産お菓子コラム01【貰って嬉しい手土産は、貰ったら嫌な手土産から】

手土産お菓子選びのファーストステップ 嫌なもの選び
手土産に菓子折りを用意しなくてはいけない。
でも…どこで何を買ったら良いのか、まったくわからない。

という経験ありますか?

何かを差し上げるからには、自分の気持ちが伝わるものを贈りたい、
そして当然ですが、相手に喜んでもらいたい。
そう思うと、何がふさわしいのだろう?…と考えても思いつかなくて
困った!苦手! となってしまう方もいらっしゃると思います。

どのようなものを選べば、贈った相手に喜んでもらえるのでしょうか?

その答えになるヒントは
「どのようなものを貰ったら嫌か(困るか)」
にあります。

・いかにも「そこら辺でテキトーに買った」とわかるもの
・ふさわしくない金額のもの
・持て余してしまうもの


これらを選ばないことが、ファーストステップです。
もう少し詳しく説明しましょう。



いかにも「そこら辺でテキトーに買った」とわかるもの
テキトーなものを渡すということは、差し上げる相手に対して
「どうでもいいと思ってる、テキトーに接していい相手だと思っている」
と解釈されかねません。

スーパーやコンビニで買うのではなく、きちんとしたお店で買いましょう。
きちんとしたものを用意するのは、差し上げる相手への敬意です。

また、きちんとしたお店であっても「相手の近所で買う」もNGです。
「ちゃんと用意してきました」ではなく「今そこで買ってきました」に
なってしまいますからね。



ふさわしくない金額のもの
これは「安すぎても、高すぎても、ダメ」ということ。

安すぎるものは、やはり相手への敬意がなく、軽んじていると思われます。
高すぎると「えっなんで?」「こんなものを貰う理由がない」と驚かせてしまいます。

それに、お返しを考えるとき、いただいたものの半額~同等の金額のものを
用意するにしても、相手に相場以上の金銭的負担をかけてしまうことになります。



持て余してしまうもの
生ものなど消費期限が短いものを大量に贈る。
冷蔵庫・冷凍庫が無い場所に冷蔵・冷凍品を贈る。
相手の嗜好に合わないものを贈る。
 などなど…さまざまな場合があると思います。

「貰ったのは良いけど、どうしよう…」
となってしまうような贈り方はスマートではありません。



手土産お菓子選びに大切なこと
この3つがわかれば後は簡単。

「貰ったら嫌」の逆をすれば「貰って嬉しい」になります。

差し上げる相手の好みや、渡す場所、環境に合わせて
相手との関係性や渡すシチュエーションにふさわしい金額のものを
きちんとしたお店で事前に準備する。


要するに、相手のことをちゃんと考えること。
まず「何を買うか」から考えるのではなく
「相手のこと」を考えれば、品物の選択肢はおのずと定まってきます。

差し上げるのは「もの」ではなく、あなたの「心遣い」なのです。




古き良き銀座の味を【ウエストのリーフパイ】

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白ザラメ糖がキラキラして結晶のように綺麗。


秋の足音が聞こえてくるころに差し上げたい

季節はそろそろ秋。
贈り物に季節感を取り入れるのも、良いですね。
秋の落ち葉をイメージして、リーフパイはいかがでしょうか。

実は私、パイ系のお菓子はあまり得意ではないのですが、ウエストのリーフパイは別格です。

まず、口に広がるのはバタの効いた、濃厚な味。
パイらしい、軽いサクサクな歯ざわり。

裏面はパイ生地のまま、
表面には粗めの白ザラメ糖がたっぷりとまぶしてあります。
だから口に入れたときに、舌の上では濃厚なバタの味、
上あごでは砂糖の甘さ、と一瞬でそれぞれの違う味が感じられます。


シンプルでレトロな雰囲気に漂う品格 贈り主を上質にするお菓子 

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シンプルなラッピング。リボンの丸みが何ともいえず可愛らしい。

最近のスイーツブランドのようなきらびやかさはありませんが、老舗の落ち着いた品格があります。
贈り物にこういうものを選べる方は、とてもしっかりとしていて品が良い方に思えます。
どんな贈り物を選ぶか、にその人の人柄が出ますが、ウエストのリーフパイを選ぶような方は好感度がとても高いと思います。

ご年配の方(男性でも女性でも)からいただいたら「さすが」と思いつつも可愛らしい、
若い方からいただいたら、育ちの良さがうかがえる。

イメージですけどね(笑)。
でも、そう思わせる力のある、とても上質なお菓子です。


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箱の中でお行儀良く整列。


お菓子data 東京土産にも最適。プラスアイテム日本橋三越本店限定風呂敷

個包装なのでビジネスで差し上げる菓子折りにも向いています。
ウエストの店舗は主に東京で、それ以外だと横浜高島屋、浦和伊勢丹、成田空港にしかありません。
東京への旅行や出張のお土産としてもいかがでしょうか。
東京大丸(東京駅ビル)や羽田空港、成田空港などの買いやすい場所にも店舗があります。


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日本橋、というブランド力。

ちなみに、日本橋三越本店で購入すると、プラス216円で日本橋三越限定の風呂敷に包んでもらえます。
贈り物により高級感を出したい方はこちらで購入するのも良いかと。
(風呂敷包みはウエストに限らず、日本橋三越本店デパ地下の多くの店舗で受けられるサービスです)



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写真は22枚入り、3,024円のもの。
箱のサイズ:H68×W320×D194mm 
重さ:740g (紙袋含む)

日持ち:約1か月ほど

その他、8枚入り1,188円、12枚入り1,728円、17枚入り2,376円、26枚入り3,565円、36枚入り4,860円、45枚入り5,940円のものもあります。


こちらからも購入できます。
銀座ウエストDL-D (リ-フパイ/22枚入)

銀座ウエストDL-D (リ-フパイ/22枚入)
価格:3,024円(税込、送料別)



ウエスト リーフパイ
https://www.ginza-west.co.jp/product/detail1_65.html




※すべて私の個人の感想です。
※サイズや重みなどの数値は実測です。多少の誤差はあると思います。
※記事の内容は投稿日現在のもので、お菓子の内容や金額、店舗情報は変更されることもあると思います。ご了承ください。


ふわふわ、むっちりの共存【クラブハリエのバームクーヘン】

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そのままでも充分美味しいですが、ほんの数秒レンジで加熱すると、より一層ふわふわに。



私の中でバームクーヘン圧倒的第1位!


ロールケーキ戦争の陰に隠れて、バームクーヘンも地味にバトルが続いています。
初めてクラブハリエのバームクーヘンをいただいたのは、10年位前?もっと前かも。でもその時から私の中のバームクーヘン1位の座は、揺るぎなくクラブハリエです。

しっとりとしていて、でも、ふわふわ。
口の中に幸せな甘みが、ほわっと広がります。

パサつきも重みもなく、むっちりしている。
ふわふわ と むっちり
この相反する食感が共存している不思議。

外側が薄く砂糖衣(フォンダン)でくるまれているから
さらに、シャリっとした食感の違いもあるのが、アクセントになって楽しい。



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いくつにカットしようか…。考えながらナイフを入れる時、そこから幸せのふわふわは始まっています。


ハイセンスなパッケージング ウッドカラーの市松模様


バームクーヘンは「年輪を重ねる」というおめでたい意味もあり、お祝い事にもよく用いられます。だからクラブハリエでは、どのサイズも輪のかたち以外にカットしたものを出さないのでしょうか?
そして、クラブハリエはパッケージングにも力を入れています。贈り物を選ぶポイントとして、ここ重要ですよね。
通常のBOXもセンスの良いデザインですが、華やかで可愛らしい季節限定BOXも魅力的です(限定なので無いときもあります)。


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写真は通常のラッピング。店舗ではリボンの色を、ホワイト、ブラウン、ブラック、ピンクの4色から選べる。

切り分ける、という作業が発生するため、企業へのお土産よりは、ご自宅向けかな、という気も若干します。
気になる方は通常よりも小さなバームクーヘン(直径1/4ほど)が個別包装されて一つの箱に詰めあわされた「ミニ」もありますので、そちらをお選びになってはいかがでしょうか。


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こちらは、ミニ3個入りのBOX。1個入り~27個入りまであります。


お菓子data 特別感のある贈り物

店舗は本店がある滋賀県を中心に関西圏に集中しています。関東では最初に出店した日本橋三越本店と、池袋東武、横浜高島屋の3店舗。
どこでも買えるというお菓子ではないので「特別感」があります。

メディア露出も多いクラブハリエ、召し上がったことはなくても名前は知っているという方も多いでしょう。
もしご存じない方に差し上げたとしても、きっと、その美味しさに喜んでいただけると思います。


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写真は3,240円のバームクーヘン。
箱のサイズ:H98×W218×D218mm 
重さ:1,328g (紙袋含む)

日持ち:7日間

その他、1,080円、1,620円、2,160円、5,400円のものもあります。


クラブハリエのバームクーヘン
http://clubharie.jp/products/baumkuchen/




※すべて私の個人の感想です。
※サイズや重みなどの数値は実測です。多少の誤差はあると思います。
※記事の内容は投稿日現在のもので、お菓子の内容や金額、店舗情報は変更されることもあると思います。ご了承ください。


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プロフィール

なかやま ちはる

正確には元社長秘書です。今は秘書を後進に譲り、同じ会社で広報をしています。
社長秘書時代から現在まで「贈答品番長」として、30年の茶道歴で培ったお菓子スキルをフル活用する日々。
手土産を選ぶときに参考になるような菓子折りを紹介するブログを書いています。
紹介するお菓子はすべて自分で食べたことがあるもの。その中から本当におすすめできるもののみです。