社長秘書がすすめる☆手土産お菓子






ビジネスで菓子折りが必要なとき、
プライベートでお土産にお菓子を持って行きたいとき…。
本当に美味しいものを持って行きたい、
「わぁっ」って喜んでもらえるものを持って行きたい。
そう思いませんか?私はいつもそう思っています。
喜んでもらえるのが大好きです。
30年の茶道歴で培ったお菓子スキルを活かして、いろいろなお菓子を紹介していきます。

国際通り

知る人ぞ知る?沖縄の有名マニアック菓子そのゴ【琉球醤油屋のカレー醤油せんべい】

琉球醤油屋 カレー醤油せんべい
王道トッピング「カレーにお醤油」



沖縄系お醤油屋さんのお菓子

琉球醤油屋?
沖縄で醤油、というのは
今まであまり目にすることのなかったパターン。

沖縄の塩を使ったお醤油や黒糖醤油など
独特なラインナップを揃えているお店です。
その中でお菓子も数点あり、
今回はカレー醤油せんべいを紹介します。

まず、大前提として カレー味のお煎餅って美味しいですよね。
そこにお醤油? 良い組み合わせではないですか。

琉球醤油屋 カレー醤油せんべい
スパイスつぶつぶ系。


表面にはたっぷりとスパイスが降りかかっています。
「醤油」と思ってみると、色が濃く醤油色に見える(笑)。

琉球醤油屋 カレー醤油せんべい
軽い口当たりの揚げせんべい。


口当たりの良いサクサク感。
どんな味かと言うと、少し甘みのあるカレー味です。
ちょっと意外な気もしますが、 これはこれで美味しい。
お醤油のしょっぱさは感じませんが しっかりと存在はあり、
全体的に和風な味に仕上がっています。

指でつまんで1~2口で食べられるサイズもちょうど良く、
もう一つ、もう一つ、と手が伸びる美味しさです。

沖縄で、お醤油で、美味しいカレーせんべい。
普通のお土産じゃつまらない!と言う人にはピッタリです。


竹皮で渋いパッケージングの中に沖縄テイスト

琉球醤油屋 カレー醤油せんべい
全体的に暗めトーン(お醤油色)。


力強い文字に竹皮のパッケージ。
本物の竹皮ではありませんが、 良い感じの風合いです。

琉球醤油屋 カレー醤油せんべい
ミンサー織。五つと四つの絣柄。


ミンサー織(八重山ミンサー)は沖縄の伝統的な織物の一つ。
五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く…」
という意味があり、
この織物の帯を女性から男性に愛の証として 送ったそうです。
今ではいろいろな工芸品にこの柄が使われています。
色もバリエーションがあって綺麗で、
私は浴衣用にはミンサー織の半幅帯を愛用しています。

琉球醤油屋 カレー醤油せんべい
個包装になっているので、配り用にも使えます。


個包装になっているから湿気らないし、
お土産として配れて良いです。


お菓子data 湯布院のお醤油屋さんが元らしい

沖縄のお醤油屋さんかしら?と思いましたが、
お店の元は大分県の湯布院にある有名なお醤油屋さんのようです。
湯布院醤油屋本店 

琉球醤油屋もそこのお醤油を使っているのでしょうね。
品質は確かです。
それに、お塩、黒糖、シークヮーサーなど
沖縄らしいテイストを加えて お醤油はもちろん、
調味料からお菓子まで 幅広く商品展開をしています。

お店の場所も国際通りと、国際通りからちょっと入った平和通りにあるので、
観光のついでに寄りやすいです。
国際通りの店舗はかなり牧志寄りです。
長~い国際通りはどちらかと言うと、
牧志とは反対側の 県庁前の方から歩き始める人が多いと思います。

公設市場あたりで引き返してしまうと、
琉球醤油屋の店舗まで至らず、
見落としてしまいますから お気をつけて。


琉球醤油屋 カレー醤油せんべい琉球醤油屋 カレー醤油せんべい

600円
サイズ:H35×W158×D206mm
重さ:182g(袋含む)
日持ち:半年ほど



琉球醤油屋 カレー醤油せんべい
http://ryukyushoyuya.co.jp/





※すべて私の個人の感想です。
※サイズや重みなどの数値は実測です。多少の誤差はあると思います。
※記事の内容は投稿日現在のもので、お菓子の内容や金額、店舗情報は変更されることもあると思います。ご了承ください。



知る人ぞ知る?沖縄の有名マニアック菓子そのサン【新垣ちんすこう本舗の ちいるんこう】

新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
花びら舞うような美しいお菓子。



沖縄の伝統が詰まっています。

沖縄シリーズで紹介してきた「幻の味ブルース」と「チョコもち」。
今回はその真逆の方向に行きます。
伝統的で高級感あるお菓子です。
 
ちいるんこうは、鶏卵糕と書きます。
以前にも紹介した、馬拉糕(マーライコウ)みたいなお菓子、
ふんわりと優しい卵蒸しパンです。
沖縄(琉球)は中国との国交が盛んであったためか
色々なところに中国テイストが溶け込んでいます。
このお菓子もその一つですね。

新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
ふんわり卵のケーキです。


しっとり、ふわん、とした優しい口当たりは、
卵をすり鉢で摺って空気を入れ込んでいるそうですよ。
そして、口の中に広がる卵とお砂糖が混じったとき特有の甘い香り。
見た目の期待を裏切りません。
シンプルな材料でつくられているからこその、 贅沢な美味しさです。

新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
白砂糖を使ったプレーン味。


新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
沖縄らしいコクのある黒糖味。


もう一つの味の決め手はきっぱん(桔餅、橘餅とも書きます) 。
餅と書きますが、お餅ではありません。
クネンボという柑橘類を砂糖で煮詰めて餅状に丸めてつくられた、
これも沖縄の伝統的なお菓子です。
(きっぱんは私のお気に入りの一つなので、今度また紹介しますね)

そのきっぱんを入れることで、
柑橘系の香りで 卵の生臭さを取っているそうです。
見た目や食感では、きっぱんが入っているのは分かりません。

新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
そして、特徴的なのは表面に散りばめてあるピーナッツ。


赤く染めたピーナッツをスライスしたものです。
ピーナッツも沖縄では食材としてよく使われますよね。
一番有名なのは、もちもち食感が美味しい「ジーマミー豆腐」でしょうか。
ジーマミー=地豆=落花生(ピーナッツ)です。

華やかなのでお祝いにも。
本当に綺麗です。花びらが散らしてあるみたい。
沖縄では贈答品とか、お祝い返し(内祝い)の定番 とのことですが、
それも納得。
間違いなく美味しくて、見た目も美しくて、 誰もが喜ぶお菓子です。
エグゼクティブの方が買うのにもふさわしい、
高級感のあるお土産になります。


紅型の染物みたいなパッケージング 沖縄らしい黄色

新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
老舗らしく、全てにおいて沖縄らしいテイストです。


沖縄の伝統的な染物「紅型(びんがた)」のようなイラストに
黄色と赤がメインの配色。
黄色は月で赤は太陽を表しているそうですよ。

新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
琉球王朝の紳士と貴婦人。


新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
今回の記事で紹介するのはハーフサイズのセット。
プレーンと黒砂糖で、それぞれ分かれています。


1本サイズだと、2センチ幅にカットされていますが、
ハーフサイズはカット無しです。


お菓子data ちんすこうの老舗の贈答定番品

沖縄のメジャーお菓子の筆頭、ちんすこう。
その老舗が新垣ちんすこう本舗です。
 設立は1978年となっていますが、 その前身の新垣菓子店は1908年から。
店舗は沖縄、那覇の観光の中心地 国際通りに2店舗あります。

お店は観光地のど真ん中にありますが
お土産用のお菓子専門というわけではなく、
地元の人からも支持される、長く続くお店です。
国際通りにいらしたら、ぜひ寄ってみてください。


新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう

写真はハーフサイズ詰め合わせ1,296円
サイズ:H70×W102×D270mm
重さ:570g(紙袋含む)
日持ち:2週間ほど


1本売りも1,296円です。


沖縄ではホットケーキミックスならぬ、
ちいるんこうミックスも売っています。



新垣ちんすこう本舗 ちいるんこう
http://chinsuko.co.jp/menu_chirunko.html






※すべて私の個人の感想です。
※サイズや重みなどの数値は実測です。多少の誤差はあると思います。
※記事の内容は投稿日現在のもので、お菓子の内容や金額、店舗情報は変更されることもあると思います。ご了承ください。




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プロフィール

なかやま ちはる

正確には元社長秘書です。今は秘書を後進に譲り、同じ会社で広報をしています。
社長秘書時代から現在まで「贈答品番長」として、30年の茶道歴で培ったお菓子スキルをフル活用する日々。
手土産を選ぶときに参考になるような菓子折りを紹介するブログを書いています。
紹介するお菓子はすべて自分で食べたことがあるもの。その中から本当におすすめできるもののみです。